【新井信介講演会『神と「神」の歴史(第2回)DVD』】(2017年10月15日開催)

◎ 好評の新シリーズ:<神と「神」の歴史>

このシリーズでは、誰かの「観念」=「主観」が、権力者の支持を得て、多くの人間に「共同」されていく課程で、国家や「神」、そして、マネーが、如何に生まれてきたか、を、段階的に、研究します。

このシリーズでは、誰かの「観念」=「主観」が、権力者の支持を得て、多くの人間に「共同」されていく課程で、国家や「神」、そして、マネーが、如何に生まれてきたか、を、段階的に、研究します。
第2回のサブ・タイトルは、<陛下の高麗神社行幸は、「日本人」を形成した共同主観「虚構の神」を壊していく>です。

「うちの先祖が天皇を作った」といっていたのが、イカヅチさんでしたが、それは2004年の年末のことでした。
「日本の天皇がどうやって誕生したか、世界史の中で明らかにしたい」と言ったら、「そんなことしたら、神社界が壊れるぞ」。あれから13年。本当に、日本の神社界が壊れだした。

陛下は高麗神社行幸をされました。これは、「日本人」を形成した共同主観「虚構の神」を壊していくのではないでしょうか?
日本神道での「神」について、何が実態のある(実存する)本質で、何が政治的な虚構か、を明らかにするように迫ってきます。
それでは、そうして語られた「神」とは、どんな存在だったのでしょうか?

詳細は、ぜひ、DVDをご覧ください!!
また、以下、ご参考までに「レジメ」を添付させていただきます。

<レジメ>:

第2回のサブ・タイトル・・・<陛下の高麗神社行幸は、「日本人」を形成した共同主観「虚構の神」を壊していく>

1) キリスト教(十字架に神はいない)につづいて、日本神道の溶解が始まった。
なぜ、9月20日に、今上陛下は高麗神社に参拝したか?
  「ゆかり発言」の百済に続いて、高句麗との関連性の指摘だけか?
  「晋」は何を意味する? 列島を覆うガラスの覆い(司馬炎・李晋・晋太郎・晋三)。

2)今、「応神が暴れている」。
人間ホムダワケ(羽曳野)誉田丸山陵 と 八幡神(宇佐神宮)
宇宙の摂理:「生死一如」「生々流転」「永劫回帰」 と 人為での「権威」 

3)ヤマト と 伊勢。
  魏志の「邪馬台」国は地名か? 卑弥呼の「ヤマト」は概念用語。
  日本最古の書の古事記では、人間初代(神武)のワカミケヌに、「ヤマトのイワレ」。
  創作された神代編と事実史。 この中にある、ヤマト(大きな家での救済)の流れ
  「倭」と「日本」

4)人類世界最大の虚構は「キリスト」。イエス・インマヌエルとの違いは?
  伊勢は、イスラエル(神に勝つもの)。
人間イエスの伝承は、カニシカ晩年に列島に入ったが、鏡で潰された。  

5)「ウマヤド」(=イエスの再来)とされた実在の人間をどうするか?
   政治概念「キリスト伝承」はいつ入ったか? 景教「三位一体」を伝えたのは?
  「イエスの再来」という生身の人間は、いつ入り、何をもたらしたか?
  高句麗と天武。朱鳥。 
  古事記と日本書紀の違い。
ウマヤドの列島内での聖人化 と 嫌われた堅塩媛。

6)天意(摂理・響き)と、人間界(言語理性での枠組み)の乖離を、どうするか?
  明治に補強された、今に続く「統治概念」に依拠し、騙す者。列島内と、海外。
中国には、孟子「易姓革命」での調整  農暦(太陰暦)
日本の近代 太陽暦と、「万世一系」の合体の功罪。 
ガラス天井と、真の国富(特別会計)。会計年度4月始まり、ゼロクリア阻む呪縛。

7)「特別会計を崩さない(護る)」政争は、誰のために、誰が仕組んだ?

全編で、2時間40分(160分)の長編DVDです。

  • 6,000円(内税)